2019年2月6日水曜日

Kazuyuki Kumagai 2018-19A/W RACCOON

Kazuyuki Kumagai 2018-19A/W

「Raccoon Pullover」

さて、久しぶりにファッションの項目を更新します。

こちらは繊維専門商社「(株)八木」に買収(傘下)された後に初めて購入したカズユキクマガイのクルーネック・プルオーバーになります。ドメスティックブランド(attachment)として独立していた時代は頻繁にインナー類(プリモア/スーピマ)でお世話になっていましたが、大手に買収されてからは全く購入していませんでした。ラウンジリザード然り(倒産)、もうドメブラと呼ばれるニッチな洋服市場の需要は少なく陰りが見え、これからは更に減っていくのかもしれません。


この商品はニット・セーターに分類されます。セーターやニット類自体の手持ちが少なかったため、今回は初めてラクーン素材の物に手を出してみました。一見するとモヘアニットと勘違いしてしまうくらいフワフワ・モフモフしていますが、ラクーンになります。






では商品の詳細を見ていきましょう。










全体的な触り心地は「ふわふわ」。ボリュームもボンディング素材とまではいきませんが、割とシッカリ厚みがあります。ラクーンは保湿性が高いため、この点に惹かれたのが購入の主な理由です。質の悪いモヘアやメリノウールなどと異なり、チクチク肌へ刺さる不快感も今のところありません。よって、肌が弱い私でもヒートテックの上に着用可能。



















写真の通り、リブや裾の端は素材を若干変えていて、肌と密着する部分スレが多いところに関してはある程度、強化していると考えれられます。ただし、触り心地からして、洋服全体とそこまで異素材感はなく、アクリル単体とは思えません。きっと、全体的にアクリルは混ざっている可能性があります。




















一番、懸念していた点は普段使いや洗濯時に発生するであろう「毛落ち/毛玉」です。これは購入時に店員さんからもご指摘いただきましたが、防ぐのは無理ですね。どうしても、これはモヘアウールとて同じ事だと思います。ただ、意外にも静電気は想定していたほど、そこまでバチバチと発生しません。




















生産国は「中国」になります。これは単純にドメスティックブランドとは言え、国内縫製工場の少なさが物語っているように思えてなりません。以前、どちらかのドメブラ店で、そのような話を聞いた事があります。通常のカットソーやアウターは国内製造できるが、ニットは機械を持つ会社がほとんどないそうです。
















価格については定価35000円ほどをSALE・25000円くらいで買いました。正直言って、「今すぐどうしても必要な物」という訳でもありませんでしたし、セールにかかっていれば買うかな程度の気持ちでいたにも関わらず、人気色ブラック且つ、マイサイズが買えたのは幸運に恵まれた気持ちです。しかし、後から気づいた話になりますが(株)八木になってから、割引率が低下したのでしょうか。今回は30%OFF、今までは40%OFF以上だった記憶があります。また、商品のセール対象も少なくなったように感じました。

詳細:

生産:Made in China
Size:2
素材:RACCOON 69% ACRYLIC 22% WOOL 9%





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