2024年6月26日水曜日

Pâtisserie Asako Iwayanagi

「Pâtisserie Asako Iwayanagi」

桜の時期に限定展開している「桜パルフェ」という事で入って参りました。
この日は大雨と急激な気温低下(2019年4月初旬/1℃)により、店内はガラガラ、それでも我は行く。

























Menu:

Parfait Bijou Japone:3132 yen (In TAX)
~桜と蓬(ヨモギ)~
Drink:Assam Tea


使用素材は白イチゴの「淡雪」を使用し、それがウリな桜パフェ。

「桜餡ジェラート」と「蓬ジェラート」に桜の葉や花、白イチゴ、合わせるのは、蓬のクラックラン、白玉、桜シャンティ、フレッシュ白イチゴ、とちおとめ、蓬の葛ジュレ、酒粕ブラマンジェ、イチゴの桜マリネ、桜のレモンジュレ、桜の葉と桜餡のソース。白イチゴは淡いピンク色の「淡雪」、赤いイチゴは「職人のとちおとめ」など厳選したイチゴを使用。

上記参照:ASAKO IWAYANAGI

以下感想:

上段から、蓬のジェラートは薫り高く、上品そのものです。これはピスタチオのジェラートに次ぐ美味しさ。桜餅のジェラートは正直いって、先に蓬を食べていたからか、味の薄さを感じてしまいました。先に桜餅ジェラートを食べるべきでした。恐らくホンノリ控えめに攻めていると思われます。

イチゴは白くて珍しい物を使用し、全く酸味もありません。むしろ、甘いとさえ感じ、初めての体験でした。また、つぶつぶも食べ終わりに歯へ挟まる事なく、苺が苦手な方には挑戦的な意味でお勧めできます。

中段には蓬のクラックランなどを配置し、上段部分のプニョプニョ〜ポリポリとした食感有りバージョンまで変化を幅広く味わえます。白玉を使用しているため、モチモチしていて、いかにもな和風、まるで京都の甘味処へ来たかのよう。これがフルーツ系のパフェで味わえるのはきっとこの季節(桜)だからでしょう。

最後の下段はジュレ、ブラマンジェで甘酸っぱく仕上げ、最下層は桜で締めていました。桜のソースはどこか懐かしい味。ふと思い出したのは幼い頃に食べた紅白饅頭のよう。

全体的に主張が少ない。日本人独特な性格を表しているようなパフェ。
素材同士もぶつかっていないため「和」いわゆるご年配の方ウケするようなパルフェでした。


詳細:

予算:約3000〜3300円(1名)
HP:http://www.a-patisserie.com/
住所:東京都世田谷区等々力4-4-5