「Pâtisserie Asako Iwayanagi」
こちらは2019年当時のレポートになります。
4月の中旬には前月の物も含め、奇跡的に3種類のパルフェが展開していました。
この時期に訪れた方は選択肢があって、運良かったかもしれません。
Menu:
Parfait Bijou Melon et Vanille:3456 yen (In TAX)
Drink:Assam Tea
Mainの使用素材は静岡県袋井市の『クラウンメロン』名倉メロン農場の『マスクメロン』を使用、マダガスカルの農園で、農薬を使わずに栽培されたこだわりの最高級バニラも使用し、大人のメロンクリームソーダをイメージしたパフェ。
メロンジェラート、最高品質マダガスカル産バニラジェラートを中心に、セロリコンフィ、皮付きのクラウンメロン、飴のトッピング、ミントホワイトチョコクラックラン、白の微発泡ワイン「モスカートダスティ」のジュレ、フレッシュメロン、パールクラッカンホワイト、白スグリ、クレームドエペス、クラウンメロン葛ジュレ、メロンとミントのマリネ、レモンジュレ、メロンとセロリのソースとなってます。
上記参照:ASAKO IWAYANAGI
以下感想:
まず、上段から久しぶりの飴細工を使用した飾りで高さを演出しています。こちらは今まで使用していた通常の飴細工でなく、ほのかにミントを入れ込んでいるように感じ、花粉症人として鼻抜けは爽快そのものです。なお、普通に鼻で嗅いだところ、香りは全くありませんでした。
ジェラートは2種類、メロンはとても濃厚で甘く、バニラもそれに次ぐくらいの濃さです。半カットされたメロンは切れ込みを入れているため、一口で食べやすく、果肉は食感を味わえるシッカリとした状態。
中段に配置してあるジュレはいつもより、モスカートダスティ色が強く感じ、お酒のアルコール分とメロンジュレは相性が抜群。クリームは酸味のあるヨーグルトかと思いきや、ここも甘い仕上がりになっています。カットされたメロン、各ジュレはそれぞれ上顎と舌で潰せるくらいに柔らかくて果汁が口内に溢れ出ます。
下段は若干、酸味のあるジュレ、スッと抜けるミント、甘いメロンが交互に攻めてくる状態にし、重すぎないよう配慮が成されています。全体を通してメロンの主張が強く、自然のフルーツを全面的に押し出し、甘さを追求するパルフェでした。
また、お値段は過去最高額を更新したように思えます(コロナ禍後は8000円位も有り)。これだけ高級なメロンを使用すればお値段は納得です。
詳細:
予算:約3200〜3500円(1名)
HP:http://www.a-patisserie.com/
住所:東京都世田谷区等々力4-4-5