「PARIS オートクチュール
― 世界に一つだけの服 ― 」
今回訪れたのは東京駅、有楽町駅から徒歩数分の丸の内仲通りと呼ばれる有名な場所。
この通り沿いに歴史を感じさせるレンガ調の建物があります。
それが、かの有名な「三菱一号館美術館」です。
ファッションのみを主体としたイベントへ参加するのはとても久しぶりでした。
内容:
19世紀後半のパリで誕生したオートクチュール(Haute=「高い」「高級」・Couture=「縫製」「仕立て」の意)は、パリ・クチュール組合の承認する数少ないブランドにより、顧客の注文に合わせてデザイナー主導で仕立てる高級服として知られています。
今回、展示されるのは「シャネル」をはじめ、「クリスチャン・ディオール」「バレンシアガ」「イヴ・サン=ローラン」、「ジャン=ポール・ゴルチエ」、「クリスチャン・ラクロワ」「ジヴァンシィ」等々のドレス、小物、デザイン画、写真など合わせておよそ130点ほどご紹介。
内訳:
カップル率:30%
男性率:20%
女性率:50%
家族率:0%
所要時間:1~2時間
主に1900年頃~現在に到るまで、歴史あるメゾンの歴史を紹介しています。
オートクチュールのみを展示したイベントですが、ブランドが少し偏っていました。
クリスチャンラクロワ・シャネル・ゴルチェ・ディオールの展示が多かったです。
逆にバルマンとジバンシィ中りは展示数が少なすぎて消化不良。
保存状態の良い物が手に入らなかった可能性もあります。
バレンシアガ・ランバンも欲を言えば増やして欲しかった。
カルヴェンがセレクトされていたのは意外でした。
全体的にファッション初心者が学ぶべき点をまとめていたように感じます。
ファッションオタクにとっては「知っている」の歴史ばかりでした。
ただし、歴史以上に作品がとても素晴らしい。それを見に行くだけの価値があります。
また、グッズコーナーで好きなブランドのポストカードを購入してしまいました。
概要:
■PARIS オートクチュール(―世界に一つだけの服―)
会期: 2016年3月4日(金)〜5月22日(日)
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
開館時間:10:00~18:00(※祝日・振替休日除く金曜、展覧会会期中の最終週平日は20:00)
入場料金:当日券(1700円) 前売り券(1500円)
最寄り駅:東京駅or有楽町駅(徒歩10分)