Pâtisserie Asako Iwayanagi
さて、アサコイワヤナギも7月の上旬を迎えて、新しいパフェが展開し始めました。
もう、この道を何回通り続けているのでしょうか。
今回は桃を主体としたパルフェになります。
Menu:
Parfait Bijou Pêches:3024 yen(In TAX)
〜包種茶ジェラートとともに〜
(Drink /Ice Coffee )
今回は山梨県産の桃が主役、『桃パフェ』になります。
桃と合わせる素材には、最も発酵の低い烏龍茶であり、緑茶に近い風味を持つ「包種茶」を使用。また、香り付けに日本酒「久保田 翠寿(すいじゅ)」も使用。日本酒はアルコールを蒸留。『桃』と香りの良い『包種茶』のジェラートを中心に、飴、レモングラス、フレッシュの桃で夏に合う透明感が目に涼しい飾り付け。
食感の良いパイ生地、桃の煮汁を日本酒で香り付けした桃ジュレ、フロマージュブラン、フレッシュの桃、フレッシュフランボワーズ、包種茶ブランマンジェ、ジュレシトロン、レモングラスと日本酒と煮込んだ桃のコンポート、フランボワーズ入りのブラッドピーチソースの順で締めくくっています。
山梨県の良質な桃は、高級品種「白鳳」「浅間白桃」「川中島白桃」を中心に旬のものを使用。品種により味わいの違いをお楽しめるパルフェです。
山梨県の良質な桃は、高級品種「白鳳」「浅間白桃」「川中島白桃」を中心に旬のものを使用いたします。
品種により味わいの違いをお楽しみ頂けるパルフェです。
以下・感想
まず、全体的に桃付くし且つ、異素材も甘めの物を使用しているため大甘です。
上部からアサコ・イワヤナギ氏お得意、飴による飾り付けはインパクト大。これは気泡の入り方、バランスが本当に美しい見た目を演出しています。3点刺さっており、歯にくっつく固さではありますが、ポリポリとした食感は癖になります。
桃は熟しすぎているためか、少し水っぽい。トロっとろの桃がお好きな方にはオススメかと思われます(私は苦手でした)。また、桃のジェラート、中間部に設置されているカットされた桃、フロマージュブラン等々、含めて全てが激甘です。正直言って、桃が甘いのですから、他は控え目に抑えても良いのではと感じました。
包種茶のジェラートはほのかに口内を香る程度で味が通って来ます。本当はそれなりに味がするのかもしれませんけど、何しろ桃とその他の甘さが強烈で全てがかき消されてしまっているのです。桃は大好物ではありますが、他の素材の味を活かしきれていないのは少しもったいない。
パイ生地はサクサクというよりも、ホロホロしており、ジュレと一緒に食べて相性は良い。この組み合わせはいつも食べている季節のパフェ、定番のパフェと同じで、慣れたようなものです。よって、もう少しネタを捻ってほしい。そうでないと何度か通っているうちに飽きてしまいます。
最下部は簡単にいうとイチゴジャム。最後の最後で甘い×若干の酸味に出会えた形です。統括すると今回のパフェは桃に対して期待していた分(さくらんぼが最高だったため)、甘さに偏り過ぎたようで、落胆が大きかったです。とにかく全体を通し、甘くて、帰りの電車では嘔吐するかと思いました。夏の季節という事もありますから、もう少しサッパリ目のパフェが食べたいものですね。
詳細:
予算:約2700〜3300円(1名)
HP:http://www.a-patisserie.com/
住所:東京都世田谷区等々力4-4-5
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