2018年6月4日月曜日

OFFICINE PANERAI 2018S/S 1950 PAM1392

 OFFICINE PANERAI 2018S/S

「1950 PAM1392」

機械式時計の紹介になります。
今回はイタリア海軍御用達、オフィチーネ・パネライについてご覧ください。

年齢も年齢な為、新型の機械式時計を探しており、一昔前のデカ厚ブームだったパネライとロレックス(エクワン)の両社、+シャネルのJ12、ジャガールクルトのレベルソを検討。全て系統は異なりますが、ロレックスとパネライに絞り込みました。

海外(現地)での発売は2017年のモデル。国内では年中盤くらいに入荷したと思われます。

パネライには大きく分けて、3種類の型が存在します。「ルミノール・マリーナ」「ラジオミール」「サブマーシブル」です。多くの時計専門ブランド/ファッション時計ブランド/ラグジュラリー(宝飾)時計ブランドは複数型を展開していますが、パネライはこちらの3種類だけと非常に分かりやすい。

どちらの型もサイズは44mmが標準。ただし、私のような細い腕の方は展開数の少ない42mmタイプを選択した方が良いでしょう。それでも、十分にその他有名ブランド(ロレックスのエクスプローラー1は39mm)と比較すれば大きさはあり、巨大クラスです。

私が購入したのはルミノールベースの上位/特許取得済み1950シリーズになります。今回はラジオミール等について説明しません。


では、いつも通り詳細を見ていきましょう。















やはり、高価格帯の機械式時計なだけあって包装は厳重な形で保存されています。段ボール+発泡スチロール+ペーパーボックス+敷きパッド+サイドのクッション材+木製の箱。機械式時計は激しい振動などや衝撃に弱い為、厳重に管理されているのでしょう。更に小さめなテーブルクロスも付属し、それを敷いた状態で時計が傷つかないよう作業できます。























木箱を開封した写真はこちらになります。「OFFICINE PANERAI」の刻印。時計の他にピンバイスの様な物が2点入っており、こちらはベルト交換(夏用ラバーベルト)するために必要な工具となります。夏場に革ベルトの装着は素材自体が痛みを伴う為、ラバー(20000円別売り)へ交換しています。パネライの店舗(銀座並木通り/伊勢丹)へ行き、購入すれば自分で行わずとも店員さんが入れ替えてくださいました。これは素人でも交換可能なそうなんですが、割とベゼルを傷つけてしまう方がいらっしゃるそうで、そのリスクは避けたく店員さんへ依頼。














ルミノールの中でも私は1950シリーズと呼ばれる物を購入しました。通常のルミノールと比較し、本体の厚さが有り重く(デメリット)、より立体的な作り(メリット)。この点に惹かれました。通常のルミノールは装着時にノッペリとして、安っぽいのですが、この1950シリーズは高級感があります。そして、今回の新型1950はデメリットとしていた厚さが薄くなりました。これにより、日常での使いやすさが改良。2018年の夏にはDueシリーズという更に薄いモデルが発売されます。












スペックは100m防水(日常防水)・日付・スモセコ・自動巻き・ムーブメントは自社製の物になります。以前のデカ圧大ブーム時にパネライでは安価なエタ社製を積んでいましたが、今はほとんど自社開発(オリジナル)です。ロレックス、オメガ、タグホイヤー等もエタ社のムーブメントを積んでるものが多数あり、これはどこでも修理が安価で受けられるメリットはあります。しかし、それでは価値が生まれない。安価な機械式時計と中身が同じでは意味なしです。

価格は今年の1月に購入し、確か842000円税込(現在は価格改定し90万円近い)です。パネライの中では中クラスレベルの物。1950シリーズではない安い旧モデルですと、40万円〜お高いフライバックモデルで300万円くらいがあります。もちろん、世界限定生産品は1600万円というのも存在しますが、そちらを購入するならオーデマピゲに手を出したいですね。

詳細:

型:ルミノール/1950 PAM1392
風防:サファイヤ・クリスタル
素材:革ベルト・ステンレススチール






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