「Calme Elan」
アシェット・デセールを楽しむため、神楽坂へやって参りました。
こちらのお店、名前はカルムエラン。駅からの場所が、地図を見ていても分かりにくい。
カウンターデザート(アシェット・デセール)が5/7以降、休止という事で、急遽参加しました。
とにかくお電話通じにくいともっぱら噂があり、恐る恐るかけてみると案の定留守録。
営業開始時間から、7,8回お電話して、何とか通じ、予約を取ることができました。
Menu:
Assiette de Dessert
皿盛りデザートコース:3430 yen
お飲物:ジャスミンティー
小さな一皿:ベルガモット・カモミール・ハチミツ・ヨーグルト
旬の食材を使った一皿:イチゴ・バジル・ババロア・カスタード
本日のショコラ:フランボワーズ・ジンジャー&パッションフルーツ・バニラキャラメル
メインの皿盛りデザート:ショコラ・デセール
小さな焼き菓子と加賀棒茶:フィナンシェ・加賀棒茶・自家製プラリネ
加賀棒茶とグレープフルーツのグラニテ:グレープフルーツ・ミント・加賀棒茶のグラニテ
(計6品+1 Drink)
今回は一人で参加です。こんな機会がないと神楽坂へは来ません。とても貴重な時間でした。
ただ、予約を取れた時間帯が、夜19:30ってどういう事でしょうか。
幾ら何でも夜ご飯の時間であって、デセールを食べる時間ではないです。
そして、「こんな機会」というのが、本年5/7日を持って、カウンターデセール休止とのお知らせ。
大好評と聞いていたため、もう二度と味わえないかもしれないから、鬼電して予約を取り付けました。
1点ずつ説明していきます。
まず、「皿盛りデザートコース」なるものと「皿盛りデザートセット」の2種類があります。
価格差は1000円ほどのため、もちろん、私は皿盛りデザートコースを注文。理由は6種類も味わえるからです。
1皿目:ベルガモットの泡はアシェット・デセール専門店だと、どのお店でも見かけますね。
正直いって味はあまり感じません。風味程度です。どちらかと言えばハチミツが濃厚でした。
ヨーグルトは酸味があまり感じなく、カモミールのサッパリ感は強かったです。
2皿目:イチゴのシャリシャリ感が素晴らしい。凍らせているのでしょうか。
バジルが口内にしっかり回る感じもします。
底の方にはババロア?カスタード?があり、柔らかさも出している。
3皿目:右からフランボワーズ→チョコレートが溶けると中から、フランボワーズの酸味がしみます。
ジンジャー・パッッションフルーツ→酸味だらけ。チョコレートの味が上記より弱め。
バニラキャラメル:チョコレートの後にドバッとキャラメルが口内に広がる。
4皿目:メインデセールは3品から選択可能。ショコラデセール(アルコール濃いめ)を選択しました。
内容は写真の通りです。一番上は砂糖をバーナーで炙り、固形化しています。
2段目に赤ワインのテリーヌショコラ、3段目の白ワイン漬け=大葉のソルベが一番美味しかった。サッパリ感抜群
下に行けは行くほど甘くなり、甘いとサッパリの断層が交互にくる。
5皿目:自家製プラリネはそのまま食べても良し・フィナンシェへ磨り潰してかけても良し。
フィナンシェ自体は少し甘め。大きさは写真以上にあります。
コースで量が多いため、持ち帰りも可能。
オチョコの様な入れ物には加賀棒茶。全てが温かくホッと息抜きする様な味。
6皿目:グレープフルーツや加賀棒茶より、ミント率90%くらいに感じました。
お皿がキンキンに冷えていて、口内サッパリ。
全体を通して、3430円(税込)で、よくここまでの完成度を保っているなと感じました。
正直いって、過去最高クラスにコスパは良いです。店内の雰囲気も100点出せます。
恐らく、事前仕込み・原材料仕入れ・その他諸々と労働時間に対して利益配分良くはないかと思います。
良い意味でも悪い意味でもオーナーさんは職人さん気質を感じさせる方でした。
本当にこういう業界が好きでないとやっていけない人ですね。利益ではないんです。人に届けたい想い。
また、味についてですが、全体的にサッパリとした物を中心として展開しています。
甘々系で攻めるデセールのお店とは一線を画す。メインデセールもお酒効いていない物を選べば子供も可。
詳細:
予算:約3000〜4000円(1名)
HP:無し
住所:東京都新宿区神楽坂6-22 神楽坂ガーデンA棟2F
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