Gucci 2016-17A/W
「Knot Ring」
さて、今回は長年勤めたデザイナー・フリーダが去り、今や若者(10~20代中盤)に大人気のグッチから、アクセサリーである指輪をご紹介しましょう。
新たにクリエイティブ・ディレクターである「アレッサンドロ・ミケーレ」を迎えての商品になります。
こちらのリングは恐らくデザインチームが携わり、開発を行っているのではないでしょうか。
題名にある「ノット」とは結ぶという意味を表しています。
ノットリング自体はどこのブランドでもありますが、グッチは頭一つ抜けているデザインをしています。
では、細かな詳細を見ていきましょう。
まず、このノットリングのデザインは宝飾品に通じる方なら、第一に「宝石」である「ダイヤモンド」をイメージされるでしょう。指輪のカット、特に中央部分はダイヤモンドを埋め込む形として知られるデザイン。グッチはダイヤモンドを埋め込まずに、このデザインを行っているため、稀だと聞きます。
輝きはシルバーの中でも純度の高い「銀色」。一般的にシルバー素材の指輪は経年変化により、若干の黄ばみや曇りが発生してしまいます。ただし、グッチのノットリングには「ロジウム加工」という特殊なコーティングが工程中に入っており、シルバー特有である上記症状(マイナス面)を排除してくれます。
対して反対(内側)には「Gucci」の刻印が押された短めプレートを設置。このプレートが指の付け根にピッタリとフィットするため、着用者は安心感が得られます。もちろん、指を曲げる際も一定の厚さがあり、違和感を感じないのは高く評価できます。
先にも述べたロジウム加工は使用している内に落ちてきますが、再コーティングも路面店にて行っています。その際は別料金で6000~8000円程が必要になるそうです。アフター料金は別途かかってしまうのが、アクセサリー専門店に劣る点でもあります。アクセサリー専門店、ここではカルティエやティファニーを指しますが、それらのブランドは無償にて研磨等、アフターしています。
私が購入したサイズは大きめで、人差し指に使用する事を目的としました。
人差し指に個性、薬指にその輝きを引き立たせる指輪として、別のリングをと考えた次第です。
仕様:
素材:Sterling silver with rhodium plating
Size:19号
生産:Made in ITALY
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