「Pâtisserie Asako Iwayanagi」
以下は2019年、コロナ禍以前のレポートになります。
ようやく、季節的にも暖かくなってきており、春〜初夏を感じさせる気温になってきました。
アサコさんも素材をガラッと夏仕様へ変更し、シトラスを投入との事、昨年に続いてこの時期も参加です。
Menu:
Parfait Bijou Citrus:3132 yen (In TAX)
Drink:Assam Tea
柑橘が主役の爽やかで瑞々しいパルフェ。
マンダリン・オランジェ・ジェラートと和紅茶ジェラートの2種類を使用。フレッシュ柑橘、シロップ漬け金柑、タイムをトッピング。
和紅茶・ホワイトチョコレート・フィユティーヌ、シロップ漬け金柑、和紅茶ゆべし、フレッシュ柑橘、和紅茶のロイヤルミルクティー・ブランマンジェ、パールクラッカンショコラ、ディルと柑橘のハチミツマリネ、レモンジュレ、ゆこうジュレ、柑橘のソース。
主体となる柑橘は佐賀県産「はまさき」、愛媛県産「せとか」「清見」、宮崎県産「日向夏」「金柑」、徳島県産「小夏」等々を使用。柑橘は旬、状態により品種も変更。
上記参照:ASAKO IWAYANAGI
以下感想:
4月の中旬から始まり、4月の後半には終了する超短期間の定番展開パルフェです。よって、この期間はお客さんが集中し、平日でも一時間待ちは当たり前な状態になります。昨年、個人的評価No2に位置するくらい美味しかった作品。
まず、これでもかと言うくらいに多種多様な柑橘類(オレンジ)を盛り込んでいます。
上段からオレンジのジェラートは甘い柑橘を強めに主張し、和紅茶ジェラートは割と風味が口内へ広がる。昨年のシトラスよりもサッパリ度は控えめ、どちらかと言えばオレンジ色がダントツに抜きん出ている。
中間部は和紅茶のチョコレートで食感がポリポリとし、甘さもくどくなくちょうど良い。その下に小粒のパールクラッカンショコラが多数配置されていて、各素材と混ざり合いながら、様々な味を楽しめる。オランジェットと言われるお菓子があるくらい柑橘とチョコレートの相性は良い。但し、こちらは通常のチョコレートでなく、和紅茶と言うヒネリを入れているのがまたアサコさんらしくて粋。
下段は酸味と言うほどの物でもないが、一気に逆を突いてきており、甘さが一切ない。全体的に下段へ移るまで、全てオレンジは甘い物を使用している。サッパリ目な「シトラス」を求めてくると全くそれとは異なる。ほぼ9割くらいは甘い柑橘。見栄えで言えば今年、味で言えば好みの問題もあるが昨年優勢。
詳細:
予算:約3200〜3500円(1名)
HP:
http://www.a-patisserie.com/
住所:東京都世田谷区等々力4-4-5