2013年2月1日金曜日

Apparel Break Down



今日アパレル業界は、より一層厳しい状況になっています。


この度、アパレル大手の三陽商会では一割強をリストラ。とにかく国内ブランドは売れていません。
日経を見ている限りでは百貨店の売り上げが前年比を横ばいというところでしょうか。
しかし、それは全盛期に対しての横ばいではなく、悪い経済状態における指標です。
近年のファッション業界はビジネスモデルにイノベーションがありません。
せいぜい、ZOZOレベルの中途半端な動きくらいです。


洋服どころか台所事情ですら削減しないと厳しい家計状態。


生きていく上で最も削らないと言われる食費ですら、削減せざる終えない状況。
これは健康へ直結しますから異常ですね。


厳しいのは国内ブランドだけではありません。
インポートブランドなど高級品はより厳しい状態です。


ルイ・ヴィトンに至っては一部商品を2月15日より12%値上げします。他ブランドを見ていても分かりますが、ちょうど一年前の2012年頃から各ブランドは着実に値上げをしているとヒシヒシ感じていました。


値上げは円安に傾いたからという影響もあるかもしれませんが、円高時でも決して値段が下がることはありませんでした。

円高=輸入品が安くなる
円安=輸入品が高くなる

ファッション業界において、この図式は必ずしもイコールではなくなっています。


これからの時代は洋服に限らず、値上げばかりです。
国内の総人口は減少し、対象年齢層の人口も減ります。
パイの奪い合いは益々増えそうです。


「社外の敵と社内の敵」勝ちと負けが極端に現れてくるでしょうね。


さてさて、暗い話題は中小企業円滑化法が消滅する今年以降増えそうですね。


それに加え、消費税が増えたらこの先どうなるのやら。
題名の通り、アパレル崩壊ですね。